動画で見たいんですけど。
侍ブルー(岡田ジャパン)全員、日本の1次リーグ敗退を予想 本紙記者が「懺悔」座談会 W杯南アフリカ大会で、岡田武史監督率いる日本代表は海外開催の大会で初のベスト16入りという快挙を成し遂げた。前評判を覆しての快進撃は偶然か、必然か。現地に派遣された担当記者3人が岡田ジャパンの歩みを反省もこめて振り返った。(W杯取材班)
[フォト]岡田ジャパン今だから話せる…サムライたち衝撃秘話 A「まずは岡田監督に謝らないといけないね」
B「そうですね。開幕前の本紙記者予想は6人全員が1次リーグ敗退だったんですから」
C「ここまでくるとは思わなかった。これまで海外のW杯で1勝もできなかった日本が一気に2勝だもの。文句のつけようがない」
A「5月24日の韓国戦で惨敗し、岡田監督が“進退伺”までした。後で冗談だったと弁明したけど、全く笑えないぐらいにチーム状態は落ち込んでいた。これで1次リーグ突破なんて予想できるわけがない」
B「どうして短期間でこんなに変われたんでしょうか」
C「10年以上代表にいる川口が『過去にあんまりこういう形は見たことがない。みんなが本来持っている輝きを取り戻した』と驚くほどのV字回復だもんなあ」
A「監督、選手が自分たちの弱さを自覚したことに尽きるんじゃないかな」
C「土壇場での方針転換と、スイス・ザースフェーでの選手だけのミーティングか?」
A「多くの選手があのミーティングで『開き直れた』と話している。W杯の開幕が間近に迫っているのに結果が出ないことで『このままではまずい』という危機感が監督と選手の双方で高まった。だから監督は理想を捨てて堅守速攻のサッカーに転換したし、選手も素直にこれを受け入れられたんだと思う」
C「それにしても、岡田監督は勇気ある決断をしたよね。いくら調子が悪かったとはいえ、あのタイミングで(中村)俊輔外しなんてなかなかできるもんじゃない」
B「さすが(三浦)カズを“切った”人。今回も私心を捨てたということかな」
A「そうは言っても、初戦のカメルーン戦に勝てたことがすべてだったと思う。岡田監督も『カメルーン戦の勝利が一番うれしかった』と話していた。ここで勝てたから自信がついたし、勢いもついた。負けていたら3連敗だったでしょう」
C「勝負師としての岡田監督のすごさを見せつけられた気がします」
A「ただ残念だったのは、最終的にこういうサッカーになるのはいいとして、それならなぜもっと早い段階で導入しなかったのかということ」
C「韓国戦に負けてようやく気づいたんだろう。このままでは勝てないって」
B「でもその時点では、23人のメンバーをすでに発表していた」
A「そう。本番で守備重視のサッカーをするのであれば、もっと違った23人になったような気がしてならない」
C「確かにポストプレーのうまい前田(磐田)や、サイドで突破できる石川(FC東京)あたりがメンバーに入っていれば、かなり役に立ったと思う」
B「1トップは結局MFの本田でしたからね。まあ、結果は大成功だったですけど」
A「もっと早くからこのサッカーを磨いていればカウンターの鋭さも増しただろうし、パラグアイからもゴールが奪えたかもしれない」
C「2年半のうちの大半は違うサッカーをやってたわけだからね」
A「それでも勝負の世界は結果がすべて。なんだかんだで一番大事な時にピークを合わせ、チームをまとめ、結果を出した。それは素直に拍手を送りたい」
B「これからの代表は大変になりそうですね。これだけのことができることを国民に見せちゃったわけで、要求レベルは相当高くなった」
C「それでいいんだよ。岡田監督も『ベスト16には入ったけど、1回の結果でいろんなことを判断せず長い目で見ていかないといけない』と話していた。今回はうまくいったけど、これで日本が強くなったと考えるのは早計でしょう」
B「ローマは1日にして成らずか」
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